大門川の桜

「桜の名所は　数あるけど、一生に一度でいいからここへいってみて！入園料いるけど・・ね」と友人に薦められたのが１２日。　
住所は京都市北区大北山原谷乾町・・・・簡単にいうと金閣寺の北西。
　原谷苑は　村岩農園の当主の個人庭園で　。桜の時期一般に開放しているらしい。
歴史は　戦後満州からの引き揚げて来られた人たちが　国から山林とはいえこの荒れ地の開墾を命じられ、開拓団として入植されたが、あまりの辺境さに逃げだした家族もおられ、開拓の成果があがらなかった。困り果て　江戸時代より山林業をしていた　２代目村岩農園当主が開拓の続行を条件に譲り受けることになったらしい・・・
もとよりゴミ捨て場状態の土地だったため　紅葉や果樹木等はほとんど根つかない中、桜の種類は順調に育ったようです。が現在に至るまでには　土の入れ替えなど・・相当ご苦労されたようです。
小高い丘には　樹齢６０数年の数百本の枝垂れ桜が滝のごとく山を覆い、
足元には　きいろのヤマブキ、ユキヤナギ、しゃくやく、レンギョウ、ツツジなどが咲き乱れ・・・・
９０歳の母の喜びようと言ったら・・・「おおきによ～！よう連れてきてもろたよ。今日一日で人生の喜びの半分は感じたよ」
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ちなみにこの日の入園料は１２００円。１１日は１５００円だったそうです。高いと嘆くなかれ・・最高の花見ができたという事やから。。。。ね













　　　　　　　この後　仁和寺へ